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マンションご売却

2026/06/05

マンションの買取とは?仲介との違い・相場・流れと損しない会社の選び方【2026年版】

「相続したマンションを早く現金化したい」「住み替えの予定があるので、いつ売れるかわからない仲介ではなく確実に売りたい」——そのようなお考えから、「マンション買取」という言葉にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

買取は、不動産会社が直接買主となってマンションを買い取る売却方法です。早く・確実に売れるという大きなメリットがある一方、売却価格は一般的に市場価格の7〜8割程度に下がる傾向があります。

結論から先にお伝えすると、買取は「スピードと確実性」を最優先する方に向いた方法です。ただし、東京都心のように流動性が高く資産価値の安定したマンションの場合、買取で2〜3割安くなるよりも、仲介手数料無料のサービスを使って市場価格で売却したほうが、手取り額が大きくなるケースが少なくありません。

この記事では、マンション買取の仕組み・相場・流れから、買取と仲介のどちらを選ぶべきかの判断基準、損をしない会社の選び方までを、仲介と買取の両方を手がける不動産会社の視点でわかりやすく解説します。最後まで読めば、ご自身のマンションに最適な売却方法を、根拠を持って選べるようになります。

【この記事でわかること】

  • マンション買取とは何か、仲介との違い(価格・期間・手数料)
  • 買取相場は市場価格の何割か、価格が安くなる理由
  • 買取の流れと、現金化までにかかる期間
  • 買取が向いている人・仲介が向いている人の判断基準
  • 「買取」「仲介」「仲介手数料無料の売却」で手取り額がどう変わるか

目次

  1. マンション買取とは?仲介との違いを基礎から解説
  2. マンション買取の相場は市場価格の何割?【データで解説】
  3. マンション買取の流れを5ステップで解説
  4. マンション買取のメリット・デメリット
  5. 買取が向くケース・仲介が向くケース【判断フロー】
  6. 買取・仲介・手数料無料の売却で手取りはどう変わる?【シミュレーション】
  7. 損しないマンション買取業者の選び方と注意点
  8. マンション買取に関するよくある質問(FAQ)
  9. まとめ

マンション買取と仲介の違いを相談する様子

マンション買取とは?仲介との違いを基礎から解説

マンション買取とは、不動産会社がそのマンションを直接買い取る売却方法のことです。一般の個人の買主を探す「仲介」とは異なり、不動産会社自身が買主になるため、買主を待つ期間が不要で、短期間で売却を完了できます。

このセクションでは、買取と仲介の違い、そして買取の2つの方式について、基礎から整理します。

マンション買取とは

買取では、不動産会社が買主となり、売主から直接マンションを買い取ります。買い取った不動産会社は、その後リフォームやリノベーションを施し、新たな買主へ再販売します。これが、いわゆる「買取再販」と呼ばれるビジネスモデルです。

売主から見たときの最大の特徴は、「買主を探す」というプロセスがないことです。仲介では、広告を出し、内見を受け、購入希望者の住宅ローン審査を待つ必要がありますが、買取では不動産会社と価格の条件が合えばすぐに契約に進めます。

仲介との違い

買取と仲介の違いは、「誰が買主になるか」という点にあります。買取では不動産会社が買主になり、仲介では一般の個人や法人が買主になります。この違いが、売却価格・期間・手間のすべてに影響します。

比較項目 仲介 買取
買主 一般の個人・法人 不動産会社
売却価格 市場価格(相場どおり) 市場価格の7〜8割程度が目安
売却期間 一般的に3〜6ヶ月 最短1週間〜1ヶ月
内見対応 必要(複数回) 原則不要
契約不適合責任 売主が負う 免除されるケースが多い
周囲に知られるリスク 広告で公開される 知られにくい

買取と仲介の売却スピード比較(買取は最短1週間〜1ヶ月、仲介は3〜6ヶ月)

仲介は市場価格での売却が期待できる代わりに時間がかかり、買取はスピードと確実性が高い代わりに価格が下がる——これが両者の本質的なトレードオフです。

即時買取と買取保証(売却保証)の違い

買取には、大きく分けて「即時買取」と「買取保証(売却保証)」の2つの方式があります。

  1. 即時買取:査定後すぐに不動産会社が買い取る方式です。最も早く現金化でき、手続きもシンプルです。とにかく早く確実に売りたい方に向いています。
  2. 買取保証(売却保証):まず一定期間(一般的に3ヶ月程度)仲介で市場価格での売却に挑戦し、期間内に買主が見つからなかった場合に、あらかじめ約束した価格で不動産会社が買い取る方式です。「高く売れる可能性も残しつつ、最終的な売却は確実にしたい」という方に向いています。

POINT 「少しでも高く売りたいが、いつまでも売れないのは困る」という方は、買取保証付きの仲介という選択肢があります。まず市場価格での売却に挑戦し、ダメなら買取に切り替えられるため、価格と確実性のバランスを取りやすい方法です。

「買取再販住宅」との関係

なお、「買取再販」という言葉は、買主側の視点で語られることもあります。不動産会社が買い取ってリフォーム・再販した住宅を「買取再販住宅」と呼び、これを購入する側のメリット(仲介手数料がかからない、リフォーム済みで安心など)を解説した情報も多くあります。

この記事はあくまで「自分のマンションを買取で売る売主」の視点で解説しています。買取再販住宅を購入する側の情報については、買取再販住宅と中古住宅の違いの記事で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。


マンション買取の相場と市場価格の関係

マンション買取の相場は市場価格の何割?【データで解説】

マンション買取の相場は、一般的に市場価格(仲介で売れる価格)の7〜8割程度とされています。たとえば仲介なら3,000万円で売れるマンションであれば、買取価格は2,100万〜2,400万円程度が目安になります。

このセクションでは、なぜ買取価格が市場価格より下がるのか、その比率はどのような条件で変わるのか、そして都心マンションならではの相場の特徴を解説します。

買取価格は市場価格の7〜8割が目安

冒頭でお伝えしたとおり、マンション買取の価格は市場価格の7〜8割程度が一般的な目安です。物件の状態や立地によっては6割程度まで下がることもあれば、好条件の物件では8割を超えることもあります。

重要なのは、この「7〜8割」はあくまで売却価格の話であって、ここに仲介手数料は加わらないという点です。買取は不動産会社との直接取引のため、仲介手数料はかかりません。つまり「価格は下がるが手数料はゼロ」というのが買取の費用構造です。

なぜ買取価格は安くなるのか

買取価格が市場価格より安くなるのは、不動産会社が「再販を前提に買い取る」ためです。その仕組みを分解すると、次のようになります。

不動産会社は買い取ったマンションに対して、リフォームやリノベーション、クリーニングなどを行い、商品価値を高めてから再販売します。この過程で、次のようなコストと利益を確保する必要があります。

  • リフォーム・リノベーション費用
  • 買取から再販までの保有期間中のコスト(固定資産税・管理費・修繕積立金など)
  • 再販時の販売経費
  • 不動産会社の利益

これらを織り込むため、買取価格は市場価格よりも低く設定されます。逆に言えば、リフォーム費用が少なく済む物件ほど、買取価格は市場価格に近づきます。

価格帯・築年数で比率は変わる

買取価格が市場価格の何割になるかは、物件の条件によって変わります。一般的には、次のような傾向があります。

  • 築浅・好立地の物件:大規模なリフォームが不要なため、買取価格は市場価格に近く(8割前後〜それ以上)なりやすい
  • 高額帯の物件:リフォーム費用が価格に占める割合が相対的に小さいため、比率が高くなりやすい
  • 築古・難あり物件:リフォーム費用がかさむため、比率が下がりやすい(6割程度になることも)

プロのアドバイス 「買取は一律で7割」と思い込むのは禁物です。築浅で管理状態の良い都心マンションなら8割以上で買い取られることもあり、逆に郊外の築古物件では6割を下回ることもあります。まずは複数社に査定を依頼し、ご自身の物件が「どのゾーンにあるか」を把握することが、損をしない第一歩です。

買取価格を左右する5つの要素

買取価格が市場価格の何割になるかは、主に次の5つの要素で決まります。ご自身の物件がどの要素で有利・不利かを把握しておくと、提示された査定額の妥当性を判断しやすくなります。

  1. 立地(エリア・駅距離):都心・駅近など再販しやすい立地ほど、買取価格は市場価格に近づきます。再販に時間がかかる立地は比率が下がります。
  2. 築年数:築浅ほどリフォーム費用が少なく済むため高比率になりやすく、築古ほど比率が下がる傾向があります。
  3. 管理状態:管理組合の運営が健全で、大規模修繕が計画的に行われているマンションは評価が高くなります。修繕積立金の積立不足はマイナス要因です。
  4. 間取り・面積:ファミリー向けの3LDKなど需要の大きい間取りは再販しやすく、評価されやすい傾向があります。
  5. 再販のしやすさ:眺望・日当たり・階数など、最終的な買主に好まれる条件がそろっているほど、買取価格は高くなります。

POINT 上記の要素のうち、立地・築年数・面積は変えられませんが、「管理状態がわかる書類を整える」「室内を最低限片付けて状態を正確に伝える」といった準備は、適正な評価につながります。

都心マンションの買取相場の特徴

東京都心のマンションは、資産価値が高く市場での流動性(売れやすさ)も高いため、買取相場を考えるうえで特別な存在です。

公益財団法人 東日本不動産流通機構(レインズ)の月例速報によると、2026年4月度の首都圏中古マンションの成約㎡単価は85.93万円/㎡で、72ヶ月連続の上昇となっています(前年同月比+5.9%)。平均成約価格は5,321万円に達し、東京都区部に限ればさらに高い水準です。

つまり、都心のマンションは「仲介に出しても比較的早く・高く売れる」市場環境にあるということです。流動性が高い物件をわざわざ買取で2〜3割安く手放すのは、手取りの観点ではもったいないケースが多いといえます。

自分のマンションの相場を調べる方法

買取で損をしないためには、まず「市場価格(仲介で売れる価格)」を把握することが欠かせません。市場価格がわかって初めて、提示された買取価格が妥当か判断できます。相場を調べる主な方法は次のとおりです。

  1. 国土交通省「不動産情報ライブラリ」で実際の取引価格を調べる国土交通省「不動産情報ライブラリ」では、エリア・築年数・面積の近い物件の取引価格データを無料で確認できます。
  2. 不動産ポータルサイトで売り出し価格を調べる:似た条件の物件がいくらで売り出されているかを確認します(ただし売り出し価格は成約価格より高めである点に注意)。
  3. 不動産会社に査定を依頼する:最も確実なのは、プロに査定してもらうことです。複数社に依頼して比較するのがおすすめです。

マンション買取の流れと現金化までのスケジュール

マンション買取の流れを5ステップで解説

マンション買取の流れは、①事前準備、②査定依頼、③査定額の提示・条件交渉、④売買契約、⑤決済・引き渡しの5ステップです。仲介と違って買主を探す期間がないため、早ければ1週間〜1ヶ月程度で現金化まで完了します。

マンション買取の流れ5ステップ(事前準備から決済・引き渡しまで)

STEP1:事前準備(必要書類・ローン残債の確認)

まずは売却に必要な書類をそろえ、住宅ローンの残債を確認します。ローンが残っている場合、売却代金で完済できるか(オーバーローンになっていないか)を事前に把握しておくことが重要です。

主な必要書類は次のとおりです。

  • 登記済証(権利証)または登記識別情報
  • マンションの管理規約・使用細則
  • 管理費・修繕積立金がわかる書類
  • 固定資産税納税通知書
  • 間取り図・パンフレット(あれば)
  • 本人確認書類

STEP2:査定依頼(複数社比較)

次に、不動産会社に買取査定を依頼します。ここで最も大切なのは、1社だけで決めず、複数社に査定を依頼して比較することです。買取価格は会社の再販ノウハウや得意分野によって差が出るため、比較することで数百万円単位で手取りが変わることもあります。

STEP3:査定額の提示・条件交渉

各社から査定額が提示されたら、価格だけでなく、引き渡し時期や条件も含めて比較します。査定額が市場相場と比べて妥当か、なぜその価格になるのかの根拠を説明してもらいましょう。

STEP4:売買契約の締結

条件に納得できる会社が決まったら、売買契約を締結します。契約時には手付金を受け取るのが一般的です。契約内容(引き渡し時期、契約不適合責任の免除範囲など)をしっかり確認しましょう。

STEP5:決済・引き渡し

最後に、残代金の決済と物件の引き渡しを行います。住宅ローンが残っている場合は、この決済時に完済し、抵当権を抹消します。これで売却は完了し、現金が手元に入ります。

ステップ 内容 期間の目安
STEP1 事前準備 数日〜1週間
STEP2 査定依頼 数日〜1週間
STEP3 査定額提示・交渉 数日
STEP4 売買契約 1日
STEP5 決済・引き渡し 契約後〜数週間

POINT 仲介の場合、売り出しから引き渡しまで一般的に3〜6ヶ月かかります。買取はこの「買主を探す期間」が不要なため、最短1週間〜1ヶ月で現金化が可能です。引き渡し希望日が決まっている方は、逆算して早めに動き始めましょう。

まずは相場を知ることから始めませんか?

買取が向いているかどうかを判断するには、「ご自身のマンションが市場でいくらで売れるか」を知ることが出発点です。グローバルトラスト不動産では、都心エリアのマンションに精通したスタッフが、無料で売却査定を承っています。買取・仲介どちらが有利かも含めて、中立的にアドバイスいたします。

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マンション買取のメリット・デメリット

マンション買取には、スピードや手間の少なさといった明確なメリットがある一方、売却価格が下がるなどのデメリットもあります。両面を正しく理解したうえで、ご自身の優先順位に照らして判断することが大切です。

マンション買取の5つのメリット

  1. スピーディーに売却・現金化できる:買主を探す期間が不要なため、最短1週間〜1ヶ月で現金化できます。相続税の納付期限や住み替えの決済など、期限がある方には大きな利点です。
  2. 仲介手数料がかからない:不動産会社との直接取引のため、仲介手数料が発生しません。
  3. 内見対応の手間やストレスがない:仲介では複数回の内見対応が必要ですが、買取では一般の購入希望者による内見対応は原則不要です(買取会社による現地確認・査定は行われる場合があります)。室内を片付けたり、見知らぬ人を招き入れたりするストレスがありません。
  4. 契約不適合責任が免除されるケースが多い:仲介で個人に売却すると、引き渡し後に見つかった不具合について売主が責任を負う「契約不適合責任」があります。買取ではこれが免除されることが多く、売却後のトラブルリスクを避けられます。
  5. 周囲に知られずに売却できる:買取は広告を出さないため、近所や知人に売却を知られにくいのも特徴です。

マンション買取の4つのデメリット

  1. 仲介と比べて売却価格が下がる:最大のデメリットです。前述のとおり、買取価格は市場価格の7〜8割程度が目安となります。
  2. 買取に対応する不動産会社が限られる:すべての不動産会社が買取を行っているわけではありません。買取再販の資金力とノウハウを持つ会社に依頼する必要があります。
  3. 価格交渉が基本的に難しい:買取価格は再販採算から逆算されるため、大幅な交渉余地は少ない傾向があります。
  4. 物件やエリアによっては買取を断られることがある:再販が難しいと判断された物件は、買取自体を断られる場合もあります。

注意 「仲介手数料がかからない」というメリットは、買取の魅力としてよく強調されます。しかし、手数料が無料でも売却価格が2〜3割下がれば、手取り総額はむしろ少なくなることがほとんどです。判断するときは「手数料」だけでなく、「最終的に手元にいくら残るか(手取り総額)」で比較することが重要です。この点は次のシミュレーションで詳しく解説します。


買取が向くケース・仲介が向くケース【判断フロー】

買取と仲介のどちらが向いているかは、「スピードと確実性」を優先するか、「売却価格(手取り)」を優先するかで決まります。ご自身の状況を整理して、最適な方法を選びましょう。

買取が向いている人

次のような方は、買取のメリットを活かしやすいと言えます。

  • 期限までに確実に現金化したい(相続税の納付、住み替えの決済、離婚に伴う財産分与など)
  • 築年数が古い、または個人の買主が付きにくい物件を所有している
  • 内見対応や売却活動の手間を避けたい
  • 売却することを周囲に知られたくない
  • 旧耐震・室内の劣化が大きい・賃貸中など、仲介では売りにくい事情がある

仲介が向いている人

一方、次のような方は仲介(とくに仲介手数料無料のサービス)のほうが有利になりやすいです。

  • 売却価格・手取りを最優先したい
  • 売却まで3〜6ヶ月程度の時間的余裕がある
  • 都心や駅近など、需要が高く売れやすい物件を所有している

都心マンションは「仲介+手数料無料」で手取りが最大になりやすい理由

ここが、この記事で最もお伝えしたいポイントです。東京都心のマンションは、前述のとおり資産価値が高く流動性も高いため、仲介に出しても比較的早く・市場価格で売れる可能性が高い物件です。

そのような物件を買取で売ると、確実性と引き換えに2〜3割安い価格を受け入れることになります。仮に5,000万円で売れる物件なら、1,000万円以上を「早さの代償」として手放す計算です。

さらに、仲介手数料無料のサービスを使えば、市場価格で売りつつ手数料の負担もなくせます。つまり「市場価格 × 手数料ゼロ」で、手取りを最大化できるのです。都心マンションで時間に多少の余裕があるなら、買取を決める前に、まずこの選択肢を検討する価値が十分にあります。

具体例で見る「買取が正解のケース」「仲介が正解のケース」

判断のイメージをつかんでいただくために、典型的な2つのケースを比較します。

ケースA:買取が正解だったケース 地方転勤が決まり、3ヶ月後の引き渡しが必須だった築35年・郊外のマンション。仲介に出しても買主が付くか不透明で、内見対応の時間も取れない状況でした。このようなケースでは、多少価格が下がっても、確実に・期限内に現金化できる買取が合理的な選択です。

ケースB:仲介(手数料無料)が正解だったケース 住み替え先がまだ決まっておらず、売却まで半年程度の余裕があった築8年・都心駅近のマンション。流動性が高く、市場価格での売却が十分見込める物件でした。このケースで買取を選ぶと、市場価格より1,000万円近く低い金額を受け入れることになりかねません。仲介手数料無料で市場価格での売却に挑戦したほうが、手取りははるかに大きくなります。

このように、同じ「マンション売却」でも、期限・物件特性によって最適な方法は正反対になります。

失敗しない判断のしかた

判断に迷ったら、次の順序で考えると整理しやすくなります。

  1. 期限はあるか? → 厳しい期限があるなら買取(または買取保証)が有力
  2. 物件は売れやすいか? → 都心・駅近・築浅なら仲介で市場価格を狙える
  3. 手取りと早さ、どちらを優先するか? → 手取り優先なら仲介手数料無料、早さ優先なら買取

プロのアドバイス 「買取か仲介か」は二者択一で決め打ちする必要はありません。実務では、まず仲介手数料無料で市場価格での売却に挑戦し、一定期間で売れなければ買取に切り替える、という進め方も可能です。最初から買取一択で決めてしまうと、本来得られたはずの手取りを逃すことがあります。


買取と仲介手数料無料の売却で手取りを比較

買取・仲介・手数料無料の売却で手取りはどう変わる?【シミュレーション】

同じマンションでも、売却方法によって手元に残る金額は大きく変わります。ここでは「通常の仲介」「買取」「仲介手数料無料の売却(ゼロチュー売却)」の3つで、手取り額を比較します。

3つの売却方法の手取り比較

市場価格5,000万円の都心マンションを売却した場合を例に、手取り額を比較します(仲介手数料以外の諸費用は共通のため、ここでは省略します)。

項目 通常の仲介(仲介手数料あり) 買取 ゼロチュー売却(自社成約)
売却価格 5,000万円(市場価格) 4,000万円(市場価格の8割) 5,000万円(市場価格)
仲介手数料 約171.6万円 0円(直接取引) 0円
売却スピード 3〜6ヶ月 最短1週間〜1ヶ月 通常仲介と同等
手取り総額 約4,828万円 4,000万円 5,000万円

買取・通常仲介・仲介手数料無料の売却による手取り額の比較グラフ

この表が示すとおり、手取り総額が最も大きいのは「仲介手数料無料の売却(5,000万円)」、最も小さいのは「買取(4,000万円)」です。その差は約1,000万円にのぼります。

「買取は手数料がかからないからお得」と思われがちですが、価格が2割下がる影響のほうがはるかに大きいことがわかります。

仲介手数料の計算式と無料の場合の差額

通常の仲介手数料は、法律で上限が定められており、次の速算式で計算します。

仲介手数料の上限 =(売却価格 × 3% + 6万円)× 1.1(消費税)

5,000万円のマンションなら、(5,000万円 × 3% + 6万円)× 1.1 = 約171.6万円が手数料の上限です。仲介手数料が無料になれば、この約171.6万円がそのまま手元に残ります。

グローバルトラスト不動産の「ゼロチュー売却」では、当社が買主を見つけた場合(自社成約)の仲介手数料は0円です。他社経由で買主が見つかった場合も、仲介手数料は売却価格の1.5%+消費税(相場の半額)に抑えられます。

「価格が下がる買取」vs「手数料がかかる仲介」vs「満額+手数料無料」

3つの方法を、売主の手取りの観点で整理すると次のようになります。

  • 買取:手数料はゼロだが、売却価格が市場価格の7〜8割に下がる → 手取りは最も小さい。代わりに「早さ・確実性」が手に入る
  • 通常の仲介:市場価格で売れるが、仲介手数料がかかる → 手取りは中間
  • 仲介手数料無料の売却:市場価格で売れて、かつ手数料もゼロ → 手取りは最大

POINT 結論として、手取りを最大化したいなら「仲介手数料無料で市場価格での売却に挑戦する」のが基本戦略になります。そのうえで、どうしても期限に間に合わない、または物件が売れにくいという場合に、買取を選択肢に加えるのが合理的です。

手取りを最大化する売却を検討しませんか?

「買取と仲介、自分のマンションではどちらが得なのか」を判断するには、まず市場価格を正確に把握することが欠かせません。グローバルトラスト不動産は、仲介手数料無料の「ゼロチュー売却」で、都心マンションの手取り最大化をサポートします。買取が適しているケースでは、その旨も正直にお伝えします。

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損しないマンション買取業者の選び方と注意点

買取で損をしないためには、信頼できる業者を見極めることが何より重要です。買取価格は会社によって差が出るうえ、なかには不適切な対応をする業者も存在します。ここでは、選び方のポイントと注意点を解説します。なお、仲介も含めた会社選びの考え方は不動産会社の選び方5つのポイントでも詳しく解説しています。

買取業者を選ぶ4つのポイント

  1. 必ず複数社に査定を依頼する:1社だけでは、提示価格が妥当か判断できません。2〜3社に査定を依頼し、価格と条件を比較しましょう。
  2. 買取実績が豊富な会社を選ぶ:実績が豊富な会社は、適切な相場を把握しており、無理のない範囲で高い価格を提示できます。
  3. 対象エリア・物件タイプを得意とする会社を選ぶ:都心マンションを得意とする会社に依頼すれば、適正価格で買い取ってもらいやすくなります。
  4. 査定額の根拠を説明できる会社を選ぶ:「なぜその価格になるのか」を明確に説明できる会社は信頼できます。根拠が曖昧な会社は避けましょう。

高すぎる査定額・しつこい勧誘に注意

相場と比べて明らかに高すぎる査定額には注意が必要です。契約を取るために高い金額を提示し、後から「再調査の結果」として減額してくるケースもあります。査定額の根拠を必ず確認しましょう。

また、査定を依頼した途端にしつこい電話勧誘が続くような会社は、その後の対応も丁寧とは限りません。連絡の頻度や対応の質も、会社選びの判断材料になります。

よくあるトラブルと対策

買取で起こりがちなトラブルと、その対策を整理します。

  • 契約後の一方的な減額:契約書の内容を事前にしっかり確認し、減額条件が不当でないかをチェックする
  • 引き渡し条件の食い違い:引き渡し時期・残置物の扱いなどを契約前に書面で明確にする
  • 相場より大幅に安い価格での売却:必ず複数社で比較し、市場価格を自分でも把握しておく

プロのアドバイス 買取を検討する場合でも、仲介と買取の両方を扱う会社に相談すると、より中立的なアドバイスを得やすくなります。買取専門の業者は「買い取ること」が前提になりがちですが、仲介も手がける会社であれば「この物件は仲介で売ったほうが手取りが大きい」といった助言も期待できます。


マンション買取に関するよくある質問(FAQ)

Q. マンション買取の相場は市場価格の何割ですか?

A. 一般的に市場価格の7〜8割程度が目安です。築浅・好立地の物件では8割以上になることもあり、逆に築古・難あり物件では6割程度に下がることもあります。物件の状態やエリアによって幅があるため、複数社の査定で確認することをおすすめします。

Q. マンション買取と仲介はどちらが得ですか?

A. 手取り額だけで比較すると、市場価格で売れる仲介のほうが有利になるケースが多いです。とくに仲介手数料無料のサービスを使えば、手取りを最大化できます。ただし、早く確実に売りたい場合や、売れにくい物件の場合は買取が適しています。「早さ」と「手取り」のどちらを優先するかで選びましょう。

Q. マンション買取にかかる期間はどれくらいですか?

A. 最短で1週間〜1ヶ月程度です。買取は不動産会社が直接買主になるため、買主を探す期間が不要だからです。一方、仲介の場合は一般的に3〜6ヶ月かかります。

Q. 買取で価格が安くなるのはなぜですか?

A. 不動産会社が買い取った後にリフォーム・再販することを前提としているためです。リフォーム費用・保有コスト・販売経費・利益を価格から差し引くため、市場価格より低くなります。逆に、リフォームが少なく済む築浅物件ほど、買取価格は市場価格に近づきます。

Q. 都心のマンションは買取と仲介どちらが向いていますか?

A. 一般的には仲介(とくに仲介手数料無料の売却)が向いています。都心マンションは資産価値が高く流動性も高いため、仲介でも比較的早く市場価格で売れる可能性が高いからです。買取で2〜3割安くするより、手取りが大きくなるケースが多いといえます。ただし、厳しい期限がある場合は買取保証付きの仲介なども検討するとよいでしょう。

Q. 築古や事故物件でも買取してもらえますか?

A. 買取に対応している会社であれば、築古物件や個人の買主が付きにくい物件でも買い取ってもらえる可能性があります。仲介では売りにくいこうした物件こそ、買取のメリットが活きる場面です。ただし、再販が難しいと判断された場合は買取を断られることもあります。

Q. マンション買取で仲介手数料はかかりますか?

A. かかりません。買取は不動産会社が直接買主になる取引のため、仲介(ブローカー)が介在せず、構造上「仲介手数料」が発生しないためです。ただし、手数料が無料でも売却価格自体が市場価格より下がる点には注意が必要です。


まとめ:買取は「早さ・確実性」、手取り重視なら手数料無料の仲介も検討を

マンション買取について、相場・流れ・選び方を解説してきました。最後に要点を振り返ります。

  • マンション買取とは、不動産会社が直接買主となる売却方法で、最短1週間〜1ヶ月で現金化できる
  • 買取価格は市場価格の7〜8割程度が目安。仲介手数料はかからないが、価格自体が下がる
  • 買取が向くのは「期限がある」「売れにくい物件」「手間や周囲の目を避けたい」ケース
  • 都心マンションは流動性が高く、仲介手数料無料の売却なら手取りを最大化しやすい
  • 判断は「手数料」ではなく「手取り総額」で行うことが重要

買取は「早さ・確実性」という明確な価値がある一方、手取りの観点では市場価格での売却に劣ります。とくに東京都心のマンションをお持ちで、多少の時間的余裕がある方は、買取を決める前に「仲介手数料無料で市場価格での売却」という選択肢を一度検討されることをおすすめします。

どちらが適しているか迷われた場合は、ぜひ一度ご相談ください。ご状況をうかがったうえで、買取・仲介を問わず、お客様にとって最も手取りが大きくなる方法を中立的にご提案します。


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グローバルトラスト不動産は、渋谷区を拠点に、港区・目黒区・千代田区・中央区・品川区・世田谷区・杉並区など都心エリアの不動産売買を専門としています。仲介と買取の両方を手がけているからこそ、お客様にとって最適な売却方法を中立的にご提案できます。

当社の3つの強み:

  • 仲介手数料が最大無料 — 「ゼロチュー売却」で、当社が買主を見つけた場合(自社成約)の仲介手数料は0円。他社経由でも相場の半額(売却価格の1.5%+消費税)です
  • 業界経験者のみのプロ集団 — 少数精鋭で、一人ひとりのお客様に丁寧に対応します
  • 都心エリアに特化した専門知識 — 都心マンションの相場・流動性を熟知しています

「買取と仲介、どちらが得かわからない」「まずは相場だけ知りたい」という方も、お気軽にお問い合わせください。

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【この記事の監修者】

桝谷浩太 グローバルトラスト不動産株式会社 代表取締役

桝谷 浩太(ますや こうた) グローバルトラスト不動産株式会社 代表取締役 / 宅地建物取引士

東宝ハウス、三菱UFJ不動産販売、ソニー不動産(現SREホールディングス)にて居住用不動産の売買仲介営業を経験し、仲介部門社長賞・契約件数1位を連続受賞。業界経験18年。2017年にグローバルトラスト不動産株式会社を創業。不動産業界で問題となっている「囲い込み」を仕組みで解決するために、売却仲介手数料最大無料サービスに取り組むなど不動産業界の健全化を促進する活動をする。著書「初めてでも安心!失敗しない家の売り方・買い方」はAmazon不動産カテゴリにてベストセラー1位を獲得。

グローバルトラスト不動産株式会社 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-3-4 宅地建物取引業免許: 東京都知事免許(2)第100468号 所属: (公社)全国宅地建物取引業保証協会、(公社)東京都宅地建物取引業協会、(公財)東日本不動産流通機構


本記事で使用したデータの出典・集計方法

データ 出典 時点 集計方法
首都圏中古マンション 成約㎡単価(85.93万円/㎡)・平均成約価格(5,321万円)・前年同月比 公益財団法人 東日本不動産流通機構「月例速報 Market Watch」2026年4月度 2026年4月 公表値をそのまま引用
全国・東京のマンション価格指数の上昇基調 国土交通省「不動産価格指数」 2026年公表分 公表値を基に傾向を記載
マンションの取引価格相場の調べ方 国土交通省「不動産情報ライブラリ」 2026年6月 参照方法を紹介
仲介手数料の上限計算式 宅地建物取引業法に基づく報酬上限 2026年6月 速算式(売却価格×3%+6万円)×1.1 を適用
買取価格は市場価格の7〜8割という目安 不動産業界の一般的な目安(当社調べ) 2026年6月 一般的な市場慣行に基づく目安

この記事は2026年6月時点の情報です。最新の相場や制度は変動する可能性があるため、実際の売却にあたっては直接お問い合わせください。

免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としています。税金や法務に関わる個別のケースについては、税理士・弁護士等の専門家にご相談ください。


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