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戸建てマンションリノベーション住宅ローンご購入土地

2023/10/20

中古マンションの購入で50年の住宅ローンは組める?メリットとデメリットは?

資材の高騰やインフレ、中古需要の増加などによって、首都圏の中古マンションは8,000〜1億円が当たり前になりました。いくら共働き世帯やパワーカップルが増えているとはいえ、1億円の住宅ローンを35年で返済するのは容易ではありません。

 

そこで若年層へ物件購入を促すために、住宅金融支援機構やメガバンクが「50年ローン」の取り扱いを始めました。50年ローンは中古マンションでも利用できるのでしょうか?

 

今回のコラムでは、50年ローンについてお伝えしていきます!

 

中古マンションを購入する場合も50年ローンは組める!

結論からお伝えすると、中古マンションの購入でも50年ローンを借り入れることは可能です!ただし申請すれば誰でも借り入れられるのではなく、35年の住宅ローンと同じように、収入や年齢、勤続年数などのさまざまな観点から審査されます

 

中古マンションで住宅ローンを利用するときは「マンションの担保価値」が心配ですが、首都圏の中古マンションは需要があり、土地価値も高いので、審査にあまり影響しない場合がほとんどです。

 

よって、返済能力に問題がないと判断されれば、中古マンションでも50年ローンを利用することができます。

 

中古マンションを50年ローンで借り入れるメリット

50年ローンの主なメリットは「返済期間の長さから得られるもの」です。

詳しくみていきましょう。

 

月々の返済負担を抑えられる

50年ローンは、35年ローンよりも月々の返済負担を抑えられる点がメリットです。そして月々の返済負担を抑えられるという利点は、借入額にも影響します。

 

たとえば住宅ローンの借入額を決めるとき、年収から見れば妥当な金額だとしても、他の返済や支出などによって月々の返済が厳しく、希望額で借り入れられないケースもよくあります。

 

そのような場合、50年ローンにして月々の返済負担を低くすれば、借入額を増やしてマンションの選択肢を増やすことも可能です。

 

団信を長期間活用できる

団体信用生命保険(団信)は債務者(住宅ローンの契約者)に万が一のことがあったとき、住宅ローン残高が保障される制度で、いわば生命保険のようなものです。

 

団信の保障期間は住宅ローンの完済まで続くので、50年ローンの場合は保障が最長で50年続きます。団信は保険料を現金ではなく金利を上乗せする形で支払うため、年齢に応じて保険料が高くなる心配はありません

 

保険料が変わることなく保障を長期間活用できるのは、50年ローンを利用するメリットと言えるでしょう。

 

中古マンションを50年ローンで借り入れるときの注意点

月々の返済負担が抑えられて、団信の保障期間も長くなり、物件選びの幅も広げられるというメリットがある50年ローンですが、見落としてはいけない注意点もあります。

 

利息負担が大きくなる

月々の返済負担を抑えられる50年ローンですが、借入期間が長くなるほど利息負担も大きくなります。返済期間と利息を比較したシミュレーションを見てみましょう。

 

【条件】

・借入額:8,000万円

・元利均等返済

・変動金利:0.5%(金利の変動はないものとする)

 

【借入期間35年】

・月々の返済額:207,668円

・総返済額:87,220,482円

 

【借入期間50年】

・月々の返済額:150,721円

・総返済額:90,432,497円

 

シミュレーションを見てわかるように、同じ金額で借り入れても、返済額が15年違うと総返済額に300万円もの差が出てしまうのです。月々の返済額を5万円も抑えられるのはとても魅力的ですが、決して返済額が減るわけではありません。

 

また、今回のシミュレーションでは金利変動がないものとして計算しましたが、変動金利を選択した場合、返済期間中に金利が上昇すると利息負担はさらに増えてしまいます。

 

月々の返済負担は抑えられても「総返済額が軽くなるわけではない」という点に納得したうえで、50年ローンの利用を検討しましょう。

 

定年退職後も返済が続く可能性がある

50年ローンを利用する場合、30歳でローンを組んだとしても完済年齢は80歳です。日本の定年退職の年齢は60〜65歳なので、繰り上げ返済をしない限りは定年退職後も15〜20年ほど返済が続くことになります。

 

そして返済が厳しくなると、売却やリースバック、リバースモーゲージなどを検討せざるを得ません。返済を続けるためには、老後までの資金計画をしっかり考えておく必要があります。

 

完済時年齢を80歳以下に定めている金融機関が多い

50年ローンは、完済時年齢を80歳以下に定めている金融機関がほとんどです。

そのため50年ローンを組むのなら、30歳が借り入れのボーダーラインになります。もし35歳で借り入れるとしたら、返済期間は50年ではなく45年が最長です。

 

50年ローンの利用を検討しているのなら、なるべく早くマイホーム探しを始めることをおすすめします。

 

住宅ローンは50年の時代!不動産会社と相談しながら慎重に検討を!

50年ローンの取り扱いは住宅金融支援機構やメガバンクだけではなく、地方銀行でも増えてきています。住宅価格はこれからさらに上昇することが予想されるので、年齢が若いうちに、価格に手が届くうちに購入しておくのもひとつの手です。

 

千代田区や中央区、港区などの東京エリアの中古マンションの購入を検討中の方は、ぜひグローバルトラスト不動産にご相談ください。ライフプランや状況などを踏まえ、お客さまの負担をできるだけ抑えられるマネープランをアドバイスいたします。

 

まずはお電話(03-6712-5218)やメールフォームから、お気軽にお問い合わせください。

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