マンションご売却税金
2025/03/07
渋谷区のワンルームマンションは売れる?売却のタイミングと注意点を解説
副都心エリアに位置し、オフィスビルや商業施設などが立ち並ぶ渋谷区は、単身用マンションの需要がとくに高いエリアです。
もし所有しているワンルームマンションを売るのなら、高値での売却が期待できます。
しかし物件をより早く・高く売るためには、タイミングと注意点を把握して、計画的に行動することが重要です。
渋谷区のワンルームマンションを売却する4つのタイミング
渋谷区はワンルームマンションの需要が高いエリアなので、売りたいと思ったときに行動するのがおすすめです。しかし次のようなタイミングも考慮するとよいでしょう。
1.市場動向
不動産の価格は、市場動向によって決まります。
たとえば需要よりも供給のほうが少なくなれば価格は上昇し、逆に需要よりも供給のほうが多くなれば価格は下落するしくみです。
そのため、渋谷区でワンルームマンションの中古物件数や新築の着工数が減ったときが、まさに売却に最適のタイミングと言えます。
また投資物件が多い渋谷区では、景気や金利、投資家の動向も影響するため、投資物件の動向も注意しておくとよいでしょう。
2.所有期間
ワンルームマンションを売却して利益が出たら、その額と所有期間に応じて『譲渡所得税』が課税されます。
・5年以下(短期譲渡所得):39.63%
・5年超(長期譲渡所得):20.315%
居住用ならば控除によって非課税になる可能性がありますが、投資用物件の場合は適用されないため、高額な税金を納めることになる可能性もあります。
所有期間が5年を超えているか、いないかで税率が倍近く変わるため、物件の所有期間4年前後ならば売り出し時期も調整したほうがよいでしょう。
【関連記事】渋谷区でマンションを売却したら、税金はどのくらいかかる?
3.築年数
マンションは戸建てよりも資産価値は維持しやすいですが、それでも築年数とともに緩やかに減少していきます。
とくに築20年を超えると外観だけではなく内装や設備の劣化も目立ちはじめるため、売却価格が下がってしまいます。前述のように渋谷区は単身用マンションの需要が高いエリアなので、築年数が経っていたとしても買い手が見つかる可能性は十分にあります。
しかしより早く・高く売りたいのなら、築20年手前を目安に売り出しましょう。
4.収支(投資物件の場合)
ワンルームマンションを投資用物件として所有しているのなら、収支も売却を考えるタイミングのひとつとなります。
たとえば、空室が続いていたり家賃を値下げしたりして赤字が続いているのなら、売却を考えたほうがよいかもしれません。
ただし利益があまり出ていない物件や赤字の物件は、安値で買い叩かれてしまう心配があります。不動産会社に相談しながら、適切な価格で売却できるような売却戦略を提案してもらいましょう。
渋谷区でワンルームマンションを売却するときの注意点
渋谷区のワンルームマンションを売却するときには、いくつか知っておきたい注意点もあります。
ローン残高を確認しておく
住宅ローンや投資物件用のローンを組んでワンルームマンションを購入した方は、まずはローン残高を確認してください。ローンが残っている物件は抵当権が設定されているため、売却時にローンを完済し、抵当権の抹消登記を行う必要があるからです。
さらに売却価格がローン残高を下回る場合は、差額を自己資金で補填しなくてはなりません。
売却にかかる費用や売却後の収支を把握するためにも、事前にシミュレーションをしておきましょう。
【関連記事】抵当権付きのマンションは、どうやって売却すればいい?注意点もチェック
売却期間に余裕をもつ
売却にかかる期間は、3〜6か月が目安です。
しかしワンルームマンションは、ファミリー向けマンションに比べて買い手が限定されるため、売却までの期間が長引くことも。とくに築年数が経っている物件や家賃収益が低い物件などは、買い手が見つかるまでに時間がかかる傾向があります。
売却期限が迫ると大幅な値下げや買い叩きの恐れがあるため、売却期間を長めに想定して、余裕をもった売却活動を行いましょう。
安易にリフォームをしない
マンションは売却前にリフォームしたほうが高く売れると思われがちですが、基本的に必要ありません。売却価格が高くなると、購入希望者の予算から外れる可能性があるからです。
最近ではマンションの購入後に自分好みの部屋にリフォームする方が増えているため、リフォームすることでかえって買い手が見つかりづらくなる恐れもあります。
売却前のリフォームについては、不動産会社の担当者と相談のうえ、検討しましょう。
【関連記事】マンションは売却前にリフォームするべき?判断のポイントは?
渋谷区でワンルームマンションの売却をお考えの方は、グローバルトラスト不動産にご相談ください!
渋谷区は単身用マンションの需要が高いエリアなので、ワンルームマンションを売り出せば高値での売却を期待できます。
しかしローン残高や税金、売却後の収支など、売却前に確認すべきポイントもいくつかあるため、売却を考えたタイミングで一度不動産に相談することをおすすめします。
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