戸建てマンションご売却
2023/02/13
グローバルトラスト不動産が「囲い込み」をしない理由
売却依頼された物件を、自社の顧客にだけ紹介する「囲い込み」。
囲い込み自体は違法ではないので、会社の売上を伸ばすために意図的に行っている不動産会社もみられます。
会社を経営するための戦略はとても大切ですが、グローバルトラスト不動産は囲い込みを一切いたしません。
今回は不動産業界で囲い込みが横行している理由や、グローバルトラスト不動産が囲い込みをしない理由をお伝えしていきます。
不動産業界で囲い込みが横行している理由
「囲い込みに要注意」「囲い込みがどんなものか知らないと危険」
などは、不動産売却について調べていると必ず目にする言葉です。
これだけさまざまなメディアや書籍で囲い込みが問題視されているにもかかわらず、いまだに不動産業界で囲い込みが横行しているのはなぜなのでしょう?
両手取引は宅建業法に違反していないから
売主または買主の片方から手数料を受け取る仲介方法が「片手仲介」、売主と買主の両方から手数料を受け取る仲介方法が「両手仲介」です。
そして「囲い込み」は、売主から専任媒介契約や専属専任媒介契約で売却依頼を受けた物件を、自社の顧客のみに紹介し、他社には契約させないことをいいます。囲い込みをして両手仲介すれば、不動産会社は1度の取引で2倍の仲介手数料を受け取ることができます。
方法だけを見ると違法のように思えますが、実は宅建業法(宅地建物取引業法)には違反していません。
宅建業法や国土交通省のガイドラインには、「成約できるように積極的に売却活動をすること」は記載されていますが、「囲い込みは違反」とは記載されていないのです。
ただし「レインズ(不動産情報ネットワークシステム)」の規定では、囲い込みは違反とされています。しかし、実際にはレインズ側で取引関係の調査はされておらず、囲い込みが横行しているのが現状です。
両手取引で利益を伸ばしたいから
不動産会社は仲介手数料を収入の柱としているため、営業利益は“仲介手数がどれだけ得られるか”という部分にかかっています。
しかし、売買価格が400万円以上の場合の仲介手数料は「成約価格の3%+6万円+消費税」までと宅建業法で定められているので、仮に5,000万円の物件が成約しても、片手仲介で得られる報酬は最大で171万円です。
キャンペーンや交渉などで仲介手数料の値下げなどを行った場合は、さらに下がるでしょう。
しかし両手仲介をすれば、売主と買主の双方から仲介手数料を受け取れるので、1度の取引で2件分の報酬を得ることができます。売却から購入までの取引を担当者が1人で行えば、人件費削減にもつながります。
不動産会社にとって両手仲介や囲い込みは、人件費を削減しつつも利益をしっかりと出せる、効率の良い営業方法なのです。
グローバルトラスト不動産が囲い込みをしない理由
営業利益や人件費削減のために囲い込みを行う不動産会社もありますが、グローバルトラスト不動産では囲い込みは一切いたしません。その理由について、お伝えしていきます。
お客さまからの信頼を裏切らないため
囲い込みは宅建業法には違反していませんが、お客さまにとってメリットがある売却方法ではありません。希望価格で売却できなかったり、なかなか買い手が見つからなかったりなど、あるのはデメリットばかりです。
弊社代表取締役の桝谷も、創業前の不動産会社に勤めていた時代に囲い込みに遭い、お客さまに物件を紹介できないことを申し訳なく、そしてもどかしく感じていたそうです。
そのときの体験から、「囲い込みをしないこと」をグローバルトラスト不動産の経営理念の一つとしました。
物件を早く、高く売るため
グローバルトラスト不動産が囲い込みをしないのは、お客さまから任せていただいた大切な物件を「早く」「高く」売却するためです。
通常の不動産売却では、不動産会社がお客さまの物件情報をレインズに登録し、ネットワークを通じて情報を共有します。公開された物件情報を各不動産会社が目を通し、それぞれの顧客(買主)へと紹介するしくみです。
レインズに掲載された情報は、東京都内だけでも25,000社ある不動産会社が目を通します。掲載されてすぐに問い合わせがあれば、最低限の値下げで済むケースが多く、お客さまの希望に近い価格で売却できる可能性も高くなるでしょう。
しかし囲い込みをされている場合は、レインズを見て問い合わせた不動産会社に「商談中です」「契約が決まっています」など嘘の情報を伝え、仲介が絶たれてしまいます。最悪の場合はレインズに登録すらされません。
囲い込みをされると買い手が見つかるまでに時間がかかり、その間に値下げを勧められてどんどん売却価格は下がっていきます。物件を早く、高く売却するためには、情報を多くの不動産会社と共有し、多くの顧客に紹介してもらうことがとても大切なのです。
契約の種類によって条件は異なりますが、専任媒介契約と専属専任媒介契約の場合はレインズへの登録が義務付けられています。
・専任媒介契約:7日以内
・専属専任媒介契約:5日以内
・一般媒介契約:定めなし
一般媒介契約の場合は登録が義務付けられていませんが、買い手を早く見つけるためにも登録依頼することをおすすめします。
囲い込み対策として、不動産会社にレインズの「登録証明書」を発行してもらうのも一つの手です。グローバルトラスト不動産会社でも登録証明書の発行を行っております。
「ゼロチュー売却」は売主の仲介手数料が最大無料!
この記事を通じて、グローバルトラスト不動産会社は囲い込みをしないことをお伝えしてきました。最後に、弊社で売却活動をするときの仲介手数料と“しくみ”をお伝えします。
通常の不動産売買は、買主さまと売主さまの双方に仲介手数料が発生しますが、グローバルトラストの『ゼロチュー売却』では、弊社仲介の場合は売主さまの手数料が無料になります。
物件情報はSUUMO、アットホーム、ホームズなどの有力なポータルサイトなどに掲載して、弊社で集客活動を行うのが特徴です。
また、平行してレインズへの登録もいたします。レインズを通して他社の不動産会社で買い手が見つかった場合は、仲介手数料の“半額”をいただきます。
仲介手数料が無料や半額になれば、手元に多くの資金を残すことができるので、売主さまにとってメリットの多い仲介方法です。
「なかなか売却ができなくて困っている」
「囲い込みをされているかもしれない」
「できるだけ手元に多くお金を残したい」
など売却でお悩みの方は、ぜひグローバルトラスト不動産会社にご相談ください。