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2023/03/10

【2023年】都心の中古マンション価格は上がる?下がる?

住宅価格はマンションと戸建てを問わず、年々上昇しています。

2023年中にマンションの売却を考えている方は、今年も中古マンションが高値で売れるのか、とても気になりますよね。

 

そこで今回は、過去の中古マンションの価格データを確認しながら、2023年の中古マンションの価格がどうなっていくのか予想も交えて解説していきます。2023年にマンションの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください!

 

これまでの中古マンション価格の推移は?

 

売却価格を予測するためには、過去の取引価格を知ることがとても大切です。まずは、過去10年間のマンション価格の推移を見てみましょう。

 

過去10年の中古マンション価格の推移

 

レインズ(不動産流通標準情報システム)が集計したデータによると、過去10年間にわたって中古マンション価格は上昇し続けています。

 

 

参考:レインズ「首都圏不動産流通市場の動向(2022年)

 

とくに2020年〜2022年は、2013年〜2020年と比べて価格が急上昇していることがわかります。7年間は緩やかだった価格推移が、なぜたった数年のうちに急上昇したのでしょうか。

 

理由には「新型コロナウイルスの蔓延」が関係しています。2020年にコロナウイルスが蔓延したことによって、中古マンション市場に次のような影響がありました。

 

  • ・中古マンションの新規登録件数の減少
  • ・住宅需要の増加

 

中古マンションの価格が急上昇した大きな理由が、中古マンションの新規登録件数の減少です。コロナウイルスの蔓延によって、内見時の感染を恐れて売却を見送る所有者がとても増えたのです。これにより中古物件の登録件数は激減しました。

参考:レインズ「首都圏不動産流通市場の動向(2022年)

 

しかし件数が減ったのにもかかわらず、コロナ禍による“おうち時間”の増加やテレワークの普及によって、住宅需要は増加。需要に対して供給が追いつかず「中古物件を出せば売れる」という状態になり、価格が高騰してしまったのです。

 

そしてウクライナ情勢も重なってウッドショックやアイアンショックも起こり、新築価格が急激に高騰。新築住宅ではなく中古住宅を購入してリフォームやリノベーションをする人が増えたことで、中古住宅需要はどんどん多くなっていきました。

 

これにより、たった2年のうちに中古マンションの価格が約700万円も上昇してしまったのです。

 

心配されていた“2022年問題”の影響はほぼなし

 

2022年に入ってすぐに“生産緑地制度の解除による2022年問題”がネット上で話題となり、「不動産価格が下落するのでは?」と心配の声もありました。

 

しかし、実際には生産緑地制度を利用していた方の約8割が10年間の延長を希望したため、不動産価格への影響はなし。データを見てわかるように、価格も変わらず上昇しました。

 

2023年に都心の中古マンションは高く売れる?

 

過去10年間の中古マンションの価格動向がわかりましたが、2023年の中古マンション価格はどうなるのでしょうか?

 

中古マンションの価格はしばらく高止まりと予想される

 

2023年の中古マンション価格は、このまま高止まりすることが予想されます。

 

しかしすべてのマンションが高止まりするわけではなく、「高く売れるマンション」と「値下げが必要なマンション」で二極化していくでしょう。

 

前項で紹介した登録件数のグラフを見てわかるように、2020年にコロナ禍に入ってから新規登録件数は一度大きく減少したものの、2022年には前年度よりも登録件数が増えています。

 

これにはコロナウイルスの収束が見え始めたことや、「今なら高く売れる」と考えて売却を検討する方が増えたことが関係しています。2022年後半あたりから、需要に対して供給が追いついてきたのです。

 

また、働き方やライフスタイルの変化によって、都心のマンションを売却して郊外へ住み替える方も増えてきたので、これからも中古マンションの登録件数は増えていくことが予想されます。

 

不動産価格は需要と供給のバランスによって大きく左右されるため、中古マンションの価格高騰はこのまま一旦高止まりとなりそうです。

 

需要があるエリアは高値で売却できる

 

中古マンションの在庫は増えてきたものの、千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区といった都心の需要が高いエリアは2023年も引き続き高値での売却が期待できます

 

少々強気の値付けをしても、スムーズにマンションを売却できるでしょう。ただし、需要の高いエリアでも高値で売却できないケースもあります

 

それが不動産会社に「囲い込み」をされたときです。

 

不動産会社には、売主または買主のどちらかのみから手数料をもらう「片手仲介」と、売主と買主の双方から手数料をもらう「両手仲介」があります。

 

 

両手仲介自体は悪いことではないのですが、不動産会社のなかには、両手仲介をするために自社の顧客にしか物件を紹介せず、物件を囲い込んでしまう業者もあるのです……

 

 

囲い込みをされると高値で売却できるチャンスを逃してしまうだけではなく、売却までに時間もかかります。そして買い手が見つからないことで値下げして、結果的に数百万円損してしまうこともあるのです。

 

「需要が高いエリアだから、すぐに高値で売れる」と安心しきってはいけません。

 

高値で売却できるエリアだからこそ、不動産会社選びも慎重に行わなければならないのです。

 

2023年にマンションを売却するためには売却戦略が重要

 

2023年のマンション売却で苦戦する可能性があるのは、住宅街エリアのマンションです。

 

たしかに中古マンション人気は続いていますが、マンションの在庫数が増えたこともあり「売りに出せばすぐに買い手が見つかる」という状況は過ぎてしまいました。住宅街のマンションは、2020年〜2022年ほど高値で売却できない可能性があります。

 

とくに築年数が経っているマンションは、これまでよりも売却が難しくなるかもしれません。そこで求められるのが、不動産会社の売却戦略です。

 

中古マンションの売却実績が豊富な不動産会社であれば、マンションの適正価格を判断して適格な売却活動をしてくれます。

 

「高く売れますよ」と、根拠もなく売却を勧める不動産会社ではなく、マンションに合わせた売却戦略を考えてくれる不動産会社や担当者を見つけましょう

 

2023年中にマンション売却を検討している方はグローバルトラスト不動産に相談を!

 

 

2023年のマンション売却は、需要の高いエリアであれば引き続き高値での売却が期待できます。しかし、高値で売却できる可能性があるからこそ、不動産会社選びは慎重に行わなければなりません。

 

グローバルトラスト不動産は、買主さまから手数料をいただく“片手仲介”をメインとしており、弊社で買い手が見つかったときには売主さまの仲介手数料が「無料」になります

 

。他の不動産会社で買い手が見つかった場合も、仲介手数料にかかるのは半額。売主さまの売却コストを大きく抑えることができます。

 

仲介手数料が半額または無料になるだけでも、数百万円単位で手元にお金を残せます。2023年中にマンションの売却を検討している方は、お電話(03-6712-5218)または問い合わせフォームから、お気軽にご相談ください。

 

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