ご売却
2021/10/22
居住中でも売却出来ますか!?
1.居住中でも売却はできます!
家を売りたいと思っているものの、まだ居住中の状態で売れるのかと不安に思うこともあるかもしれません。
結論から言うと、居住中でも問題はなく、売却は可能です。
実際にマンションの場合では、売却をした人の6割程度は居住中に売却の手続きを進めたという統計もあります。
確かに、家に住んでいる状況だとハウスクリーニングができていませんので、あまりきれいに見えないのではないかとか、家具などが古いので全体のイメ―ジが落ちてしまうのでないかという心配をする方もいます。
しかし、空室にするとなると、次の家が決まるまで仮住まいとなって、手間もコストも余計にかかってしまいます。
新居をすでに決めていて、すぐにでも移れるというのであれば良いのですが、やはり総合的に考えると、居住中に売却手続きを進めた方がメリットが大きいケースが多いわけです。
2.居住中に売却する際のコツ
居住中に売却をしたいのであれば、そのメリットを生かしましょう。
その一つは、見学者に自ら説明できる点です。
不動産会社に営業を任せているとはいえ、やはり住んでいる人の口から住み心地の良さや設備の充実さなどを説明した方が、相手を納得させやすいです。
また、内覧に来た方が抱く疑問にすぐに答えられるというのもポイントです。質問に誠実に答えるようにして、良い印象を与えましょう。
プロによるハウスクリーニングをしていないので、自分たちでできるだけ家をきれいにしておくのは絶対にやっておきたい点です。
パッと見た時の印象はとても大きなものですし、汚れがひどいと、そこを値引き材料とされることもあります。
自分たちでは掃除しきれない水回りなど、部分的にでもプロの清掃を依頼するのも良いでしょう。
3.売り先行か買い先行か!?
住んでいる状態でも売却はできますので、売り先行のスタイルで買い替えを考えるのがおすすめです。
というのも、新居を購入するにしても、売却が決まってからの方が資金計画が立てやすいので、スムーズに住み替えができるからです。
また、買い先行でいると、住み替えの時期や資金調達の期限が決まっているため、早く売らなければと焦りが生じてしまいます。
そうなると、値引き交渉を提示された時にも値引きに応じてしまいがちで、当初の予想よりも金額が低くなってしまう可能性もあります。
時間的にも精神的にも余裕のある売却をするためにも、まずは売るというスタイルの方が安心です。