戸建てマンションご購入土地
2019/10/10
住まい探しの優先順位について
一戸建てでもマンションでも、住まい探しにおいては、どんな人でも希望するポイントはたくさんあるものです。
例えば、駅近物件が良いとか、近くに公園が欲しいなど地理的な希望もあれば、静かな住宅街が良いとか、すぐそばに買い物ができるショッピングセンターが欲しいと言った環境面での希望もあるでしょう。
もちろん、そうした希望以外に、購入にかかる価格も重要なポイントとなりますし、間取りや部屋の数、広さなども妥協したくないポイントではないでしょうか。
こうした希望や理想を全て満たす住まいを見つけるためには、費用面でかなりの余裕がなければ難しいものです。多くの場合には、限られた予算の中でできるだけ妥協点を少なくしたうえで物件選びをしなければいけません。その際には、優先順位をどうするかによって、物件探しのスタートが異なります。
■優先順位の決め方
住まい探しにおける優先順位を決める際には、まずは家族全員がマイホームに求める理想や希望を書きだすことから始めましょう。
家族全員の全ての希望に叶う物件はなくても、話し合いながらそれぞれの家庭ごとに優先すべきポイントが見えてくるでしょう。
例えば、会社への通勤はどうか、子供の教育環境はどうか、という点はとても大切なポイントですから、優先順位は高くなるでしょう。
しかしマイホームに求める希望の中には、現在は優先順位が高くても、それは一時的なものというケースもあります。例えば、就学前の子供や小学生ぐらいの子供がいる家庭なら、近くに公園があると便利ですが、子供の成長に伴って、近くに公園がなくても不便に感じない時がやってきます。
そう考えると、近くに公園があることは、必ずしも優先しなくても良いのではないでしょうか。
優先順位を決める際には、いくつかに分類するのがおすすめです。
1つ目には、マイホームの選択肢があります。一戸建てかマンションか、新築か中古かなど、理想の不動産と現実を比較しながら絞り込んでいきましょう。
2つ目には、予算があります。一般的には、マンションよりも一戸建ての方が価格は高いですし、新築の方が中古よりも価格は高くなります。住宅ローンを組むと、それは何十年という長い期間で続くものですから、生活を圧迫しすぎないようなローン組が大切です。
3つ目には、ロケーションがあります。この部分では家族それぞれが異なる希望やリクエストを持っているため、絞り込むのは簡単ではないでしょう。
まずは、マイホームの種類やタイプを絞り込み、その上でさらに予算面で絞り込んだ後で、ロケーション選びをすれば、少ない選択肢の中から家族で話し合いをして決めやすくなるのではないでしょうか。
ロケーションを検討する際には、現在の街の様子だけではなく、将来の都市計画なども念頭に入れたうえで、長期的に住みやすいロケーションを選ぶことが大切です。
現在はまだ都市開発が始まっていないために購入価格はリーズナブルでも、開発が始まると地価が上昇して希望するロケーションの物件価格が高騰する可能性もあります。
そうなってからでは予算オーバーになってしまう可能性もあるわけですから、現在の利便性ばかりにこだわるのではなく、長期的な視野を持って理想の不動産探しをしましょう。
ライフスタイルによって、何を優先するかは異なります。しかしどのような場合でも、自然災害による影響という点はできるだけ高い優先順位に置きたいものです。
例えば過去に水害の被害を受けた場所や、がけ崩れなどの自然災害による被害を受けやすい場所は避けたほうが安心ですし、埋め立て地の場合には地盤沈下などの心配があるため、そうした点もよく検討した上で決めることをおすすめします。