戸建てマンションご購入土地
2019/04/12
買いたくないのに買わされる!?
■不動産営業マンは信用できない?
営業マンのイメージといえば、買いたくもないのに買わされる、強引に契約させられるといったものではないでしょうか。それは、不動産営業マンも例外とはいえません。
しかも、不動産ともなると数百万、数千万、時には数億というお金が絡んでくるのですから、見過ごすことはできないでしょう。不動産の購入を考えているのなら、何よりも信頼できる不動産営業マンに担当してもらうのが不可欠といえます。
高額な買い物なのですから、買いたくもない物件を買わされるなどというのは絶対に避けたいものです。
■しつこい営業や会社に長時間軟禁されて買わされる実態
不動産営業マンには、かなりしつこい営業をしてくる人がたくさんいます。出来るだけ早い段階で信頼できる営業マンなのかを見極めることが必要といえるでしょう。
説明を聞いている段階で少しでも信用できないなと感じたなら、深く入り込む前にその場を立ち去らなければいけません。中には、長時間軟禁されてしまったケースもあるくらいだからです。
例えば、仮契約をした後に別の会社で良い物件を見つけ、仮契約物件を解約しようとした方の体験談があります。仮契約を取り付けて意気揚々だった営業マンは、すかさずその新しい物件を丹念に調べました。
そして、あの手この手でけなしにかかり、何とか自分の取り付けた仮契約を本契約へと持ち込もうとするわけです。他社物件をこれでもかとけなすわけですから、その営業マンのイメージは悪くなり、とても信頼できるものではなくなるのは当然のことです。
そして、営業マンがけなした内容には、高層であることから火災の時にははしご車が届かない、というものもあったのだといいます。しかし、なんと仮契約をした物件も同じ階数だったのです。
営業マンはたいして注意も払わずにただ新しい物件をけなそうとしているだけなのです。そのようなけなされ方がいくつもあったわけですが、結局、6時間も監禁された後にようやく解放されたという体験談でした。
■しつこい営業の裏側にあるもの 信頼を得るのは二の次?
不動産営業マンの信用できない営業はよく聞く話といえそうです。しかし、その裏側には同情してしまうほど悲しい営業マンの実態があります。
それは、なかなか売れない不動産物件は最終的には自分たちが買わなければならないという悲惨な実情です。不動産が売れなかった場合、施工業者や下請けが買い取るという話しもあるようですが、中には営業マンが買い取ることになるケースもあるようなのです。
このような話は残念ながらどこの業界でもよく聞く話ではありますが、大きな問題といえるのは不動産ともなるとその額がけた外れだということです。売れない不動産物件をいくつも抱えてしまった営業マンはいったいどうすればよいのでしょうか。
重く長いローンはいくつも抱えられるものではありません。もしそうなれば、いよいよとなった時には自己破産するしか手はなくなってしまうでしょう。
そして、このような状況に追い込まれてしまえば、とてもお客から信頼を得られる営業ができなくなってしまうのは想像に難くありません。常識も良心もかなぐり捨てて、とにかく担当の物件を売りさばこうとお客に襲い掛かってくるのです。
とはいえ、買いたくもないのに高額な不動産を買わされるお客の立場からしたらたまったものではありません。前述したように、不動産の購入を考えているのなら、まずは不動産会社や営業マンが信頼に値するものかどうかをしっかりと見極めるようにしましょう。特に初めて不動産を購入する場合はわからないことが多いので、時間はかかってもいくつかの会社を当たってみて比べてみるのも一つの方法です。