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戸建て

2018/07/14

3階建てって実際どうなの!?

建売住宅の購入を検討している方は、比較的2階建てを希望する傾向が見られます。都心部では土地面積の問題からか3階建てが多いようですが、3階建てが避けられる原因は安全性や予算、階段の上り下りが大変などの理由からきているようです。

そんな一見デメリットが目立つ3階建て住宅ですが、実際の所はどうなのでしょうか。

 

■3階建てのデメリット

 

まず建売住宅で3階建てを購入する際のデメリットから見ていきましょう。

 

何といっても3階建て住宅のデメリットといえば1番に出てくるのが、階段の上り下りだと思います。大抵の場合、1階にリビングやキッチン、2階にお風呂、トイレなどの水回り、3階に寝室のように、それぞれに用途別に生活空間が分かれています。

 

そのために2階建てに比べて階段の行き来が多くなるのが特徴です。間取りによっては1つの家事や用事を済ませるのに何回も階段を行ったり来たりしなければならないからです。まだ若い内なら良いのですが、今後老後を向かえた時に、足腰が弱ってくる可能性が高いです。階段の上り下りがつらく感じるかもしれません。

 

これを回避する方法は部屋内にエレベータを取り付ける事と、あまり移動する必要がないように間取りを工夫する事です。しかし家の内部が広い部屋の場合は問題はないのですが、狭い部屋でエレベーターを設置するとさらに手狭になる危険性があります。また取り付けの工事費用などもばかになりません。

 

間取りを工夫するという対策については、3階を物置や子供部屋にしてしまう事が例としてあげられます。物置にしてしまえば滅多に3階には上がらないし、子供なら3階に部屋を置く方が喜ばれる可能性が高いからです。このように普段は1階や2階で生活するという方法をとる事が3階という階段がつらく感じるというデメリットを補う事ができます。

 

次に3階建て特有のデメリットといえば、地震や台風の時に揺れをかなり感じる点だと思います。これは比較的築年数が古い建物によく見られます。2階建てや平屋に比べて1階分の建物の重量が多い分仕方のない事だと割り切るしかないようです。

しかし重量が重いとはいえ、最近の建物は耐震性、耐久性が悪いわけではありません。それは下記のメリットの部分にかかわります。

 

■3階建てのメリット

 

3階建ての建物は2階建てや平屋に比べて耐震性や耐久性が劣っているイメージがよく持たれています。しかし近年、3階建ての方が地震や災害に対しての対策が取られているケースが多いのです。

地震や災害が多い日本では、国や地方自治体も階数が多い建物の方が倒壊の危険性がある事を見越しています。そのための法律もできています。その1つが構造計算です。

 

実は3階建て以上の建物を建てる場合は「構造計算」を行わなければいけないのです。これは何かというと「地震や台風、雪、建物自身の重さ、物が家の中にある時の重さなど、あらゆうる状況下で建物が耐えきれるかを想定した」計算書の事です。

 

この構造計算は3階建てを建てる場合は必ず必要となってきますが、2階建て以下の場合は必須ではありません。そのため、細かい規定がある3階建ての建物の方が2階建てよりもある意味、耐震性、耐久性がきちんと確認されている安全性の高い建築物であるといえるのです。

 

さらに3階建て建売住宅のメリットは、大都会の場合に費用を抑えられるという事です。東京都内や大阪市内などの都心部は駅に近ければ近いほど交通アクセスは良くなる分、土地の価格は高くなります。

その場合は土地面積を多く使う平屋や2階建てよりも、狭い面積で建てられる3階建ての方がコストが安くなる可能性が高いのです。実際に東京都内や大阪市内などの一等地では3階建てが建てられる割合は高くなります。

 

 

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