不動産を売却するのであれば、できるだけ高値で売りたいですよね！

そのためには高値で売れるタイミングを考えなくて図るべきです。

１．1年の中でもっとも売りやすいタイミングはいつ？

築年数や所有期間とは別に、一年のうちで売りやすいタイミングというものもあります。
それは、1月から3月ころまでの期間です。

というのも、一般住宅用の不動産であれば、多くの人は新生活が始まる4月を一つの目安として購入を決めるからです。

そのため、4月に間に合うように不動産探しと手続きを始めるということで、この時期が売却しやすいタイミングとなるのです。

より多くの買い手候補が表れますし、その分価格が上がる可能性も高くなります。

銀行を始めとする金融機関もこうした売却のタイミングをよく知っています。

そのため、住宅ローンを始めとする不動産に使えるローン商品の販促を強化する時期ともなります。

資金調達が容易になれば、それだけ購買欲もアップしますので、売却には持ってこいなのです。

税務についての取り扱いもしやすいタイミングでもあります。

年末にかかる売却となると、確定申告をするまでの時間がそうなく、税務処理で忙しくなってしまいます。

しかし、年の初めのころであれば、ゆっくりと税務処理ができますので安心です。

また、一年をかけて節税のための対策を講じることも可能となってきます。

買い換えなどの方法で節税をする場合でも、慌てて新たに購入する物件の契約などをしなくても済みますので、心理的にも楽ですし落ち着いて検討できるというメリットもあります。

こうしたタイミングのことも考えながら、売却する時を見定めるようにしましょう。