戸建てご購入
2018/03/27
新築戸建は値引きが出来る!?
結婚を機にマイホームを購入する。子どもが生まれて現在の住居が手狭なので新しい住まいを検討している。副業として不動産賃貸経営を模索している。などなど新築戸建の購入を検討するにあたって、さまざまな理由があるかと思います。そこで、消費税10%の増税を控えた現在、新築戸建を購入する際に少しでも安く購入できれば嬉しいでしょう。ここでは安く値引けるタイミングとポイントについてご説明します。
■新築値引きの時期とタイミングについて
新築戸建が値引きできるタイミングについてですが、大きく分けて3つあります。
1つ目は、戸建住宅が完成する前に、交渉することです。大抵の不動産会社では物件が完成する前に売り切りたいと考えているものです。特に分譲住宅がねらい目です。分譲住宅とは同じ敷地内に、同じようなデザインの住宅が密集して建てられているタイプの住宅のことです。最近ではデザインも好きに変更できるタイプのものもありますが、一般の戸建住宅よりも比較的安く購入できるのが特徴です。1件ずつの住宅を分けて販売しています。
この分譲住宅で1件の物件だけがまだ売れていない状態なら交渉の余地はあります。。少しの値引き交渉ならうなずいてくれる確率が高くなるのです。しかし1つだけ注意点があります。それは、新築であるのにもかかわらず売れていないという事は、何かしらの原因を抱えているかもしれないことです。値引き交渉する前に事前に問題点をリサーチしておいた方が良いでしょう。
2つ目は、「新築」でなくなる前に購入に向けての交渉を不動産会社や売り主に行う事です。
不動産用語で新築というには、工事が終了してから1年未満で、なおかつ未入居の状態の事を指します。未入居というのは誰にも貸したり売ったりした事がない状態の事です。つまり建てられてから1年が経過してしまうと新築ではなくなるし、例え1年が経過していなくても、誰かに一度権利を渡してしまうと新築ではなくなってしまいます。
新築でなくなると資産価値が低くなります。銀行や契約書類上も中古物件と表示されるのです。そうすると、不動産会社や売り主としては早めに物件を売却したいので、値引き交渉に応じてくれる可能性は高くなるというわけです。特に大手以外の小さい個人で経営している不動産会社なら値引きに応じてくれるかもしれません。
3つめの新築戸建ての値引きのタイミングとしては、決算の時期が良いかと思います。決算といえば年末の3月締めのことを指します。時々、半年決算で9月にも決算を行う会社もあるので注意が必要です。事前に購入しようと考えているめぼしい不動産会社の決算日を調べておくと良いでしょう。
この決算の時期は、不動産業者にとっては大事な時期です。営業担当者は大抵の場合、売り上げノルマが決まっています。そして決算の日がそのノルマの発表日なのです。だから値引きしてでも物件を売り急ぎたいと考えているケースがあるのです。そのために新築戸建てでも値引きの価格交渉に応じてくれる場合があります。そして多少無理をしても購入して欲しいために、この時期の値引き率が1番高くなると思います。大体100万円ほど値引いてくれるところもあるようです。
新築戸建の値引きの時期とタイミングも大事ですが、1番大切なのは、何が何でもこの物件が欲しいという熱意をみせる事です。営業担当者も人なので、自分が担当している物件をより求めている人の方が親身になってくれますし、それだけ求めているのなら何とか値引いてあげようという気持ちになるかもしれません。特に私たちが普段申し込む場所は不動産仲介業者が多いので、大抵の場合、その業者は売り主ではなく、売り主と売買交渉している所になります。ですからこちらが熱意をみせれば、売り主との交渉を頑張ってくれる場合があるのです。